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言葉の使い方が違っているので注意が

お葬式をする人の中には密葬として扱われる場合があります。
これは近親者が決めることで、ひっそりと大々的に行わずごく少数の人だけで済ませるとされます。
しかしその密葬は厳密な言葉の定義などは存在しないし、その単語を使用する人次第で少々意味合いが異なる場合があります。
元々は家族とごく親しい数人以下の人だけで済ませて、それ以外の親族や近所など世間一般には公表しないで執り行われていました。
しかし近ごろのお葬式の中では葬式の前に死んだことを公表して行われていたりする場合もあります。
4月にお亡くなりになった元有名野球選手などはマスコミ報道では密葬とされていましたが、実際には大勢のマスコミが建物の外にいるなかで通夜や告別式が執り行われていました。
また葬儀業界の人たちに言わせると、密葬は骨が火葬された後にもう一度葬式を行うとする意見であったりもします。
もしその意見が定義だとすると、骨が火葬になった後にもう一度葬式をするなどは、ほとんどの個人は行わないので、相当名の知れた規模の大きな会社の会長や社長さん、あるいは有名芸能人などしか当てはまらないことになります。

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